ペットのノミ・マダニ対策として人気のある製品には、プロテクトプラスとフロントラインの2つがあります。

プロテクトプラスとフロントラインの違いは何かしら?
比較項目 | プロテクトプラス | フロントラインプラス |
---|---|---|
価格(3本入り・税込) | 1,860円〜 | 3,073円〜 |
効果持続期間 | ノミ:1〜3ヶ月 マダニ:約1ヶ月 | ノミ:1〜3ヶ月 マダニ:約1ヶ月 |
特徴 | ・自立式ピペット ・国内GMP準拠工場での製造 | ・独自のデリバリーシステム ・19年以上の実績 |
対象年齢 | 8週齢以上 | 8週齢以上 |
プロテクトプラスはフロントラインプラスのジェネリック医薬品として販売されています。
プロテクトプラスはフロントラインプラスと同等の効果を持ちながら、より手頃な価格なのがプロテクトプラスです。
この記事では、プロテクトプラスとフロントライン(フロントラインプラス)の違いを詳しくご紹介。

フロントラインは噴射して使うスプレータイプ。プロテクトプラスは、フロントラインプラスと同じスポットオンタイプです。
あなたの愛犬愛猫にとって、プロテクトプラスとフロントラインプラスどちらが最適な選択肢なのかをわかりやすく説明します。
▼コスパを求める人にプロテクトプラスがおすすめ
▼獣医師推奨品を求める人にはフロントラインプラスがおすすめ
プロテクトプラスとフロントラインの違い
プロテクトプラスはフロントラインプラスのジェネリック医薬品です。
薬の特許が切れた後に同じ有効成分を使って製造販売しているので、プロテクトプラスとフロントラインプラスの違いはないはず。
次の3点について比較しました。
価格の違い
プロテクトプラスとフロントラインプラスの最も大きな違いは価格です。
犬用XS(体重5kg未満)の製品で比較しました。
プロテクトプラス | フロントラインプラス | |
---|---|---|
3本入り | 1,860円 | 3,073円 |
6本入り | 3,120円 | 5,880円 |
8本入り | - | 6,890円 |
9本入り | 4,590円 | - |
12本入り | 6,000円 | - |
※価格.com調べ(税込・2025年2月現在)
プロテクトプラスは3本入りも6本入りも、フロントラインプラスと比べてずいぶん安い値段です。
プロテクトプラスが安い理由は、ジェネリック医薬品として開発されたことによる価格設定です。

年間を通して使用する場合、この価格差は大きいですね。
製造工場の違い
プロテクトプラスは関連法規を遵守した、日本国内の動物用医薬品製造工場で製造しています。
一方、フロントラインプラスはグローバル基準の製造施設(ドイツ、アメリカ、オーストリア、中国に製造拠点)で製造しています。

プロテクトプラスは国内製造だから安く提供されるのですね。
信頼性と実績の違い
プロテクトプラスは比較的新しい製品ですが、国内のGMP準拠工場で製造されており、品質管理も徹底されています。
フロントラインプラスは19年以上の実績があり、多くの獣医師からも推奨されている製品です。
プロテクトプラスとフロントラインの共通点
プロテクトプラスとフロントラインプラスの共通点についてまとめました。
有効成分
プロテクトプラス | フロントラインプラス | |
---|---|---|
有効成分 | フィプロニル、(S)-メトプレン | フィプロニル、(S)-メトプレン |
含量 | フィプロニル:100mg、(S)-メトプレン:90mg | フィプロニル:100mg、(S)-メトプレン:90mg |
プロテクトプラスとフロントラインプラスの有効成分、含量は同じです。
そのためプロテクトプラスもフロントラインプラスも、効き目は同じと思われます。

次に、愛犬への具体的な効果も調べました。
効果
プロテクトプラスとフロントラインプラスの効果は同じです。
どちらもノミ・マダニの成虫の駆除、ノミの卵のふ化・幼虫の変態も阻害。
寄生したノミにも効果があり、ノミの繁殖や再寄生も予防します。

次に、商品のラインナップを調べました。
商品のラインナップ
プロテクトプラスとフロントラインプラスも、商品のラインナップは同じです。
犬用:XS、S、M、L、XL
猫用

最後に、愛犬への容量規格(滴下量)について調べました。
容量規格
プロテクトプラスもフロントラインプラスも、容量規格は同じです。
体重5kg未満:0.5mL入りピペット
体重5kg~10kg未満:0.67mL入りピペット
体重10kg~20kg未満:1.34mL入りピペット
体重20kg~40kg未満:2.68mL入りピペット
体重40kg~60kg未満:4.02mL入りピペット
効果も商品ラインナップも滴下量も同じなので、プロテクトプラスもフロントラインプラスも同じように使うことができます。
プロテクトプラスの口コミ
プロテクトプラスの気になる悪い口コミ、良い口コミをまとめました。
悪い口コミ
- 効果の実感に個人差がある
外飼いの猫ちゃんの場合、ノミへの効果が実感しにくいといの口コミがありました。
すでに付いているノミには、ノミ取りシャンプーとプロテクトプラスの組み合わせが良さそうです。
良い口コミ
- ジェネリック医薬品だから価格が手頃で継続使用しやすい
- ノミダニ効果はフロントラインと変わらないので安心
- ペットが嫌がらず簡単に使えた
- フロントラインよりコスパが良くて助かる
「動物用のジェネリック医薬品を初めて知った」という方も、フロントラインプラスの後発医薬品だから安心です。
プロテクトプラスは値段が安いので、一年分をまとめ買いしておく方も多いですね。
▼プロテクトプラスはまとめ買いだとさらにお得!
フロントラインプラスの口コミ
フロントラインプラスの気になる悪い口コミ、良い口コミをまとめました。
悪い口コミ
- 海外発送なので届くのに少し時間はかかる
購入する店舗によって在庫状況は違うかもしれませんが、フロントラインプラスは海外発送なので届くのに時間がかかる場合があるとのこと。
また、英語表記のパッケージで届く方もいるようです。
良い口コミ
- 低価格の他製品を使用した事があるがフロントラインプラスが安心できる
- お腹が弱く飲むタイプが合わないのでフロントラインプラスを愛用
- 獣医さんと同じフロントラインプラスをネットで買えてよかった
- フロントラインプラスを長年使用して安心感がある
獣医師から処方されたフロントラインプラスだから、今までトラブルなく安心して使っている方が多いです。
ネット購入なら、動物病院に行く手間がないのもいいですね。
▼フロントラインプラスはネット購入ならお得!
プロテクトプラスとフロントラインどっちがおすすめ?
プロテクトプラスとフロントラインプラスどっちがおすすめなのか気になりますよね。
そこで、プロテクトプラスおすすめな人とフロントラインプラスおすすめ人をまとめました。
プロテクトプラスおすすめな人
- 複数のペットを飼っていて、コスト削減を考えている方
- 初めてノミ・マダニ対策を始める方(扱いやすい自立式ピペット)
- 同等の効果があれば、価格の安いジェネリック医薬品でも構わないと考える方
同等の効果を持ちながら、価格が大幅に抑えられているのは、特に複数のペットを飼っている家庭にとって大きなメリットです。
また使いやすさもあり、自立式ピペットは投与時の失敗も少なく、確実な投与が可能です。
フロントラインプラスおすすめな人
- 長年の実績と信頼性を重視する方
- 獣医師推奨の商品を使いたい方
- 動物病院のお薬と同じものを求める方
フロントラインプラスは品質の信頼性があり、19年以上という実績が魅力的です。
プロテクトプラスとフロントラインの違いのまとめ
今回の記事では、プロテクトプラスとフロントライプラスの違いについて、それぞれの成分効果や口コミを比較しました。
- プロテクトプラスはフロントラインプラスのジェネリック医薬品
- プロテクトプラスもフロントラインプラスも有効成分は同等量
- プロテクトプラスは、手頃な価格と使いやすさが魅力
- フロントラインプラスは、長年の実績による確かな信頼性が強み
結論として、コストパフォーマンスと使いやすさを重視するならプロテクトプラス、長年の実績による安心感を重視するならフロントラインプラスがおすすめです。
どちらの製品も正しい使用方法を守ることで十分な効果を発揮するので、愛犬愛猫の状況や、重視するポイントに合わせて選択をしていただければと思います。
この記事がプロテクトプラスとフロントラインプラスの購入に悩む方のお役に立てればうれしいです。
▼コスパを求める人にプロテクトプラスがおすすめ
▼獣医師推奨品を求める人にはフロントラインプラスがおすすめ